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デーモン小暮のラジ王 第01回 1994.04.06 世の中の納得のいかないこと デーモン小暮のラジ王 第02回 1994.04.13 校則で納得のいかないこと デーモン小暮のラジ王 第03回 1994.04.20 百十の王 デーモン小暮のラジ王 第04回 1994.04.27 デーモン小暮のラジ王 第05回 1994.05.04 デーモン小暮のラジ王 第06回 1994.05.11 デーモン小暮のラジ王 第07回 1994.05.18 デーモン小暮のラジ王 第08回 1994.05.25 ゲスト:泉谷しげる デーモン小暮のラジ王 第09回 1994.06.08 お笑い戦え日本人 デーモン小暮のラジ王 第10回 1994.06.01 デーモン小暮のラジ王 第11回 1994.06.22 Ponk!発布記念 デーモン小暮のラジ王 第12回 1994.06.29 新コーナー告知 デーモン小暮のラジ王 第13回 1994.07.06 デーモン小暮のラジ王 第14回 1994.07.13 向井千秋の独り言 デーモン小暮のラジ王 第15回 1994.07.20 通知表特集 デーモン小暮のラジ王 第16回 1994.07.27 FAX Your Ass Hole デーモン小暮のラジ王 第17回 1994.08.03 新擬音祭 デーモン小暮のラジ王 第18回 1994.08.10 デーモン小暮のラジ王 第19回 1994.08.17 最後の審判 デーモン小暮のラジ王 第20回 1994.08.24 ゲスト:渡辺美里 デーモン小暮のラジ王 第21回 1994.08.31 途中から デーモン小暮のラジ王 第22回 1994.09.07 デーモン小暮のラジ王 第23回 1994.09.14 全構成員出演 デーモン小暮のラジ王 第24回 1994.09.21 ゲスト:本多俊之 デーモン小暮のラジ王 第25回 1994.09.28 捨てゼリフアオード デーモン小暮のラジ王 第26回 1994.10.05 参謀以外構成員出演 デーモン小暮のラジ王 第27回 1994.10.12 閣下以外構成員出演 デーモン小暮のラジ王 第28回 1994.10.19 全構成員出演 デーモン小暮のラジ王 第29回 1994.10.26 デーモン小暮のラジ王 第30回 1994.11.02 モダンチョキチョキズによる放送 デーモン小暮のラジ王 第31回 1994.11.09 デーモン小暮のラジ王 第32回 1994.11.16 デーモン小暮のラジ王 第33回 1994.11.23 ゲスト:尾崎亜美 デーモン小暮のラジ王 第35回 1994.11.30 ゲスト:大江千里 デーモン小暮のラジ王 第35回 1994.12.07 ルーク参謀が来る デーモン小暮のラジ王 第36回 1994.12.14 デーモン小暮のラジ王 第37回 1994.12.28 三陸はるか沖地震 デーモン小暮のラジ王 第38回 1995.01.11 公開捜査曲3週にわたって見つからず デーモン小暮のラジ王 第39回 1995.01.18 阪神淡路大震災 デーモン小暮のラジ王 第40回 1995.01.25 公開捜査曲迷宮入り デーモン小暮のラジ王 第41回 1995.02.01 ラジ王終了宣言 デーモン小暮のラジ王 第42回 1995.02.08 東京FMのみ最終回放送なし宣言 デーモン小暮のラジ王 第43回 1995.02.15 やしきたかじん「東京」ついに百十の王に デーモン小暮のラジ王 第44回 1995.02.22 最終回
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アークデーモン56 登録名について:HD 33出身の同名のえんぴつがありますが 当連盟では明確に区別するためにこのえんぴつを「アークデーモン56」 もう一方を「アークデーモン」とします 出身:バトエンG HD 56 所属リーグ 5部B 獲得タイトル NO TITLE マーク☆ 呪文 1 呪文 もう1回ふる メラミ ●に50のダメージ 5 全員に20のダメージ メラゾーマ ☆に60のダメージ 3 かえんぎり ☆に50のダメージ イオラ 全員に50のダメージ 6 ミス メラミ ☆に50のダメージ 2 かえんぎり ●に50のダメージ メラゾーマ ●に60のダメージ 4 全員に10のダメージ イオラ 全員に50のダメージ リーグ開幕前大会 第1回連盟カップ 第1回リーグカップ 不出場 シーズン リーグ リーグカップ オープンカップ 1st
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ミラージュ・デーモン (ミラージュデーモン) モンスター・星4・闇 悪魔族・効果 攻撃力1800/守備力1100 このカードが召喚に成功した時、相手フィールド上に存在する表側表示モンスター1体を選択する。このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、このカードは選択したモンスターと同名カードとして扱い、選択したモンスターと同じ効果を得る。
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Conjure Lesser Demon/下級デーモンの召喚 3レベル召喚術 発動時間:1アクション 距離:60フィート 構成要素:音声、動作、物質(過去24時間以内に殺害された知性ある人型生物から採取した血液1瓶) 持続時間:精神集中、最大1時間まで 君は合計で8体までのマネスかドレッチを招来し、それらは距離内の君が見ることができる誰にも占有されていない空間に出現する。マネスやドレッチは0ヒット・ポイントに陥るか、この呪文が終了したときに消え失せる。 このデーモンたちは全てのクリーチャーに対して敵対的である。招来されたデーモンたちのためにグループとしてのイニシアチブをロールし、それらは独自のターンを持つ。このデーモンたちは最も近くにいるデーモンではないものを彼らの能力の限りを尽くして攻撃する。 この呪文の発動の一部として、君は物質要素として用いる血を使って地面に円陣を描くことができる。この円陣は君の空間を包み込むに十分な大きさである。招来されたデーモンたちはこの円陣を超えることができず、呪文が持続している間その中にいる何者も目標とすることができない。この方法で物質要素を使用すると、それは消費される。 高レベル使用:この呪文を6レベルか7レベルの呪文スロットを使って発動すると、君は16体のデーモンを招来する。もし8レベルか9レベルの呪文スロットを使って発動すると、君は32体のデーモンを招来する。 Unearthed Arcana「古の黒魔法」(2015/12/7)に戻る
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レッサーデーモン HP ちから かしこさ みのまもり すばやさ 生息地 回避率 562 77 93 41 46 森/荒野 ★★ 属性耐性 つよい 爆発/暗黒/雷属性の攻撃 よわい 光 状態異常耐性 つよい 精神的行動不能/呪い/まごまご/混乱/まものならしあまい息/こもりうた・ゆりかごのうた/スウィートブレス/守備力ダウンルカナン/呪文守備力ダウン/すばやさダウン/ダウンオール毒・猛毒/マネマネ/ぱふぱふ/メダパニーマ/天使の眼差し よわい かわいいおどり/モシャス/みわくの眼差しゆうわくの踊り/ラーのかがみ/正義のソロバン 技名 属性 対象 威力 補足 呪いの玉 呪い 敵全体 - 特技 さかさ蹴り 打撃 敵単体 ★★★ 物理・会心★ あんこくの波動 打撃・暗黒 敵全体 ★★★ 特技武闘家専用技 職業相性 戦士 魔法使い 武闘家 僧侶 バトルマスター 賢者 ○ × ◎ × ○ × 主人公相性 ミニモンスター 人型 モリーレンタル(II) × × × 所属チーム 森/荒野チーム 悪魔モンスターチーム 状態異常モンスターチーム 特徴 低い姿勢から突然攻撃を繰り出す悪魔モンスター。 得意技は玉を投げつけて敵全体を呪う「呪いの玉」。 キメラのつばさで、飛ばされやすい。 -- 名無しさん (2010-01-04 19 57 00)) こいつに何回呪われたことか… -- スラウィム (2010-07-26 20 54 53) 武闘家と組むと打撃だけの逆さ蹴りが暗黒も入った暗黒の波動になるのでダメージを与えにくい気が・・・ -- はぐメタ (2010-07-31 05 21 42) ↑でも全体になるから、ロトの紋章と相性抜群になる。(どっちのワザも全体。) -- ゾーマンマ (2010-07-31 09 27 09) ↑のろいの玉では発動しないか呪わないとこうか発動しない・・・ -- 名無しさん (2010-07-31 13 46 27) 名前 コメント
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←戻る ◇デーモンサンタ ( ブラックサンタCLv5 + PLv35 or ブラックサンタCLv3 + PLv35 + 上級コスチューム修得 ) 成長値 命力 魂力 腕力 体力 器用 素早 魔力 抗魔 集中 +7 +5 +1 +3 +1 +6 +6 +4 +2 補正値 HP 攻撃 防御 魔攻 魔防 命中 制御 行動 回避 +15% - - +10% - - - +10% - ◇ソウルアビリティ 名前 Lv 種類 効果 SP AC 備考 ビッグキャッチ 一般 『クロヒゲ危機一髪』発動時、待機ゲージ減少値の50%分、攻撃者の待機ゲージを上昇させる 2 0 CLv1 メリークルシミマス 一般 毎ターン開始時、敵全員にそれぞれ20%でそのターン中のみ継続ダメージを与える自身の待機ゲージ+25 / ダメージはそれぞれの行動時、通常攻撃DSの0~10%分 2 3 CLv1 悪の知恵の樹 1 一般 オープニング時、『悪の知恵の樹』を植える / 第3ターン以降の開始時、20%で実が1つなる実を食べることで自身の制御力 / 2つ目で行動力 / 3つ目で魔攻力が10%ずつ上昇4つ目以降は最大HPが5%ずつ上昇していく 2 2 CLv1 "サタンサンタ" コス サタンサンタのコスチュームを獲得する 0 0 CLv5+PLv60orCLv3+PLv60+超級コス修得 名前 Lv 種類 効果 SP AC 備考 コメントフォーム 名前 コメント
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ポケモン スペシャルセレクション 全117種類 全17台 台の名前 数 バッジ名 備考 ポケットモンスターバレンタイン ペアピカチュウ 6 ポケットモンスター2016クリスマス1 6 ポケットモンスター2016クリスマス2 6 ポケットモンスター2016クリスマス3 6 ポケットモンスター2017お正月1 6 ポケットモンスター2017お正月2 6 ポケットモンスター2017お正月3 7 ポケットモンスターHALLOWEEN CIRCUS 1 5 ポケットモンスターHALLOWEEN CIRCUS 2 5 ポケットモンスターHalloween Parade 2015 8 ポケットモンスターはるいろコレクション1 9 ポケットモンスターはるいろコレクション2 9 ポケットモンスターはるいろコレクション3 9 ポケットモンスターポケモン イースター1 5 ポケットモンスターポケモン イースター2 5 ポケットモンスター冬のおくりもの1 5 ポケットモンスター冬のおくりもの2 5
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特徴「ミラーモンスター」 ミラーライダーと呼ばれるユニットと契約を交わしたモンスターが持つ特徴。 それぞれの契約主とのコンビネーションが前提となった能力を持つものがほとんど。 特徴に「獣」を合わせて持つユニットが多い。 関連カード (特徴を持つユニットを利用) Vバックル(龍騎) コントラクト 仮面ライダーアビス (その他の効果対象) 仮面ライダーファム この特徴を持つカード ワイルドビースト (Sユニット) アビスラッシャー アビスハンマー エビルダイバー オメガゼール ギガゼール ゴルトフェニックス サイコローグ ジェノサイダー ダークウイング ダークレイダー デストワイルダー ドラグブラッカー ドラグランザー ドラグランザー(XG4) ドラグレッダー バイオグリーザ ブランウイング ベノスネーカー ボルキャンサー マガゼール マグナギガ メタルゲラス この特徴を持つビークル ワイルドビースト (Sビークル) サイコローダー ドラグランザー(バイク形態) コメント 名前 コメント
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デーモンの降臨(OCG) 儀式・効果モンスター 星6/闇属性/悪魔族/攻2500/守1200 「奈落との契約」により降臨。 (1):このカードはモンスターゾーンに存在する限り、カード名を「デーモンの召喚」として扱う。 (2):フィールドのこのカードは、儀式モンスター以外のモンスターとの戦闘では破壊されず、 儀式モンスター以外のモンスターの効果では破壊されない。 (3):儀式召喚したこのカードが相手によって墓地へ送られた場合に発動できる。 自分の手札・デッキ・墓地から「デーモンの召喚」1体を選んで特殊召喚する。 デーモン リクルート 儀式モンスター 悪魔族 破壊耐性 蘇生 闇属性 関連カード デーモンの召喚 デーモンの召喚(OCG) デーモンの召喚(初代) デーモンの召喚(シール) デーモンの召喚(DM4) 奈落との契約(OCG)
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プップー 背中から車のクラクションが響く。 これで何度目だろう?こっちはちゃんと歩道を歩いているのに、しつこいったらない。 プッ いい加減文句を言ってやろうと振り向いた。 逆光で顔は見えないけど、長身の男性が外車と思しき車によりかかってこちらを見ている。 「車に乗ってないのにクラクション鳴らしてたの!?なんなのこの人!」 怒りをこめた眼で、睨みつけてやろうと男の目の前まで行き、顔を見上げる。 笑いをこらえた表情で私を見下ろす男は、今までに何度も見た顔だった。 そう、スクリーンの中で。 「乗っていかない?送っていくよ。」 文句の一つも言うつもりで男の前まで行ったはずなのに、男の目に引き込まれて、 そのまま開けてくれたドアの内に大人しくおさまってしまった。 「シートベルトしてね。じゃ、出すよ。」 男が周囲の車に軽く手を上げると、スムーズに車の列に滑り込む濃紺のマセラッティ。 助手席からそっと運転席を盗み見る。やっぱりそうだ。 「もしかして…。」 「はじめまして、佐藤浩市です。」 途端に車内の空気が濃密になった気がした。息が苦しい。思うように言葉が出てこない。 「私…好きです。」 やっと出てきた言葉はあきれるほど陳腐な台詞で、頬が赤らむのがわかった。 そんな私を一瞥して、彼、佐藤浩市はこう言った。 「…だと思った(ニヤリ)」 それにしてもこの車はどこに向かっているんだろう? そもそも私の家を佐藤浩市が知っているとは思えない。それどころか、家とはどんどん逆の方向に車は走っていく。 私は話せない。佐藤浩市も話さない。何度目かの信号待ちで、前を向いたまま意を決して口を開いた。 「あの、どこに行くんですか?」 言い終わる前に、佐藤浩市の手が私の手を握った。反射的に運転席に向き直る。 彼の眼は、まっすぐ私の眼を見ていた。 どこに行こうと、何があろうともう構わない。私は答えの代わりに、そっと彼の手を握り返した。 ******************** 決して広いとは言えない部屋に、セミダブルのベッドが一台。 閉じられたままのカーテンに、浩市も私も触れようとはしなかった。 「シャワー、先にどうぞ。」 あの時、これがどういう事なのかわかっていたはずなのに、部屋の入口で棒立ちになってしまった私を浩市が笑顔で促した。 頭は動かないけど体は動く。浩市の言葉に押し出されるように、小さなバスルームへ入った。 一人になると突然現実が戻ってきた。 なんで私ここにいるの?何しに来てるの?私をここに連れてきた、あの人は誰? 冷静になろうと、熱いシャワーを頭から浴びる。 と、背中でバスルームのドアが開いた。 「俺も一緒にいいかな?」 当たり前のようにシャワーの下まで来ると、いきなり背中から強く抱きしめられた。 思わず振り返ろうとした私の唇が、浩市の厚い唇で塞がれる。 息をすることも忘れるくらいの、長くて短い時間。 やっと解放された私の唇が言葉を発する前に、彼が言葉を発した。 「ちょっと、落ち着いた?(ニヤリ)」 私の濡れた髪の先を楽しそうにもて遊ぶ様に焦れて、どうでもいい台詞が口をつく。 「こういうこと、よく、あるんですか?」 「(ニヤリ)…おいで、洗ってあげるよ。」 答えのないまま、抱き寄せられてしまった。 ボディソープをまとった浩市の指が私の体をなぞる。 さっき初めて合わせた唇が私の肌をなでる。 敏感な部分を避けるようにして走る指先と唇に、体中の神経が集中する。 後ろから抱きしめられたまま、浩市の唇と指が何度私の体を往復しただろう。 立ってなんか、とっくの昔にいられなくなっていた。 「はい、おしまい!」 ちょっとおどけた声と一緒に浩市の手が離れる。 狭いシャワーブースにへたり込んだ私の頭の上から、浩市の笑い声と、熱いお湯が降ってきた。 ********************** セミダブルのベッドは、ふたりには小さい。 長身な浩市が寝ころぶだけで、ベッドがいっぱいになる。 小さな部屋は空調が効いているはずなのに、熱い。 彼の熱なのか、私の熱なのか、もうまるでわからない。 今わかるのは、この男が地球に優しくないという事だけ。 この男が生きている限り、地球の温暖化は止まらないだろう。 繰り返される、脳髄からとろけるようなキスと愛撫。 自分でもどこから出るのか分からないような声が勝手に漏れる。 さっきまでは、こらえていられたはずなのに。 どこをどう触られているかすら分からなくなってきた何度目かの愛撫の後、浩市はそっと私をある場所へと導いた。 「そうするのが当然」というような自然な流れで、私は小市に初めて触れた。 「あまり上手じゃないから…期待しないで。」 小市に指を這わせ、そっと口に含む。 「…ねえ、こっち見て。」 見上げると、口元に少し笑いを浮かべて、浩市が私を見ていた。 顔を伏せると、指先で顎を持ち上げられる。 小市に触れながら、何度も何度も浩市の視線に貫かれた。 私の髪を撫で、頬に触れながら、浩市の視線はずっと私を貫いていた。 これ以上このままなら、自分でもどうなるかわからない。 「私、もう本当にヤバいです…。」 「…大丈夫、俺もヤバいから。」 浩市の吐息が耳元で聞こえる。 そして小市がゆっくりと、私の中に入ってきた。 「どうしたの?」 「…っ…え?」 「なんでこんなになってんの?(ニヤリ)」 「だって…。」 「ほら、俺の方見ろよ。」 「ん…。」 「目、閉じるの禁止ね。最後までずっと、俺の顔見てて。」 ******************* 向い合せに座って、目の前で彼の顔を見つめる。 なんだかおかしくなって、つい笑ってしまう。 浩市は、いたずらっぽい目で私の顔を覗き込んでくる。 「…あまり見ないでください。」 「なんで?」 私の唇に軽くキスをすると、浩市はさらに覗き込んでくる。 「恥ずかしいから…。私、そんなにきれいじゃないし。」 口に出してしまうと本当に恥ずかしくなって、思わず下を向いてしまう。 下を向けば、もっと恥ずかしい光景が目に入るのだけど、浩市に覗き込まれるよりははるかにましだ。 瞬間、強く抱きしめられて思わず顔を上げる。 「きれいだよ。」 「…。」 「貴女は、きれいだ。」 反射的に浩市の胸を手で押し返してしまう。 この男にこんなことを言われて、冷静でいられる女がいるだろうか? 「…っ…そんなに、暴れないでくれよ。」 「だって…」 「…俺だって、限界があるんだよ。」 胸に突いた手が、あっという間に絡め取られて後ろに回される。 「わがまま言う口はこうだな。」 唇がこじ開けられ、舌が乱暴に侵入してくる。 同時に、体が激しく揺さ振られる。 もういい、どうでもいい、なんでもいい、この短い時間で何度同じことを思ったか分からない。 ただでさえ熱い部屋に、熱気が渦巻いているような気がする。 「…っもう…おっきいこえでるから…。」 「…出せよ。ほら、聞かせろよ。」 「となりのへやにきこえるから…」 「聞いてるのは俺だけだから、いいよ(ニヤリ」 少しでも深く、浩市を感じたい。浩市と小市を煽るように腰が踊る。 「思った通り…いやらしい女(ひと)だな(ニヤリ」 ********************** 深いため息とともに体が離れる。 汗だくで小さなベッドに転がる。 うつぶせになったまま、顔があげられない。上がった息を必死で整える。 「彼」はどうしただろう?うつぶせたまま、横目でちらりと彼を眺める。 目が合った。 少し微笑んで、彼は私に手を伸ばす。 鳥の巣みたいになった私の髪を、彼の指がそっとほぐしていく。 なんだか泣きたいような気分になって、無理やり口を開いた。 「こんなの…忘れられなくなっちゃう。」 「…そうさせる為に、頑張った(ニヤリ」 ********************** 「じゃあ、またいつか。」 男は運転席から、私に手を挙げた。 「いつか」なんて永遠に来るはずがないことはわかっているけど、精一杯微笑んだ。 「はい、またいつか。」 濃紺のマセラッティが、夕暮れの街を駆け抜けていく。 テイルランプが見えなくなるまで、そこから動けなかった。 いつもの道を歩き、いつものドアを開ける。 見慣れた景色に、ちょっとだけほっとする。 いつもの癖で、テレビを点ける。 心ここに非ずでも、体に染みついた癖は抜けないんだとちょっとおかしくなる。 やっと空腹に気づいて、何か食べようかと冷蔵庫を漁る。 「あきらめなければ、必ず道はある。」 テレビから流れてきた声に体が反応した。 振り向くと、テレビの中に男がいた。 「男の真ん中で、いたいじゃないか。」 そういえば、「佐藤浩市」なのに車は「MARK X」じゃなかったなあ~と思いながら、 私は冷たいビール(淡麗)を一口飲んだ。